By まつがん
恒例の宣伝からだが、皆さんは今週発売したコロコロコミック7月号はもう入手されただろうか?
デュエル・マスターズの原作コミックが読めることはもちろん、7月に発売する「英雄戦略パーフェクト20」に関する情報も色々と掲載されている。ぜひとも手に取ってみて欲しい。
先月発売した「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」には、デッキを作りたくなる魅力的なカードがいくつも含まれていた。
しかし、それらは同時にかなり尖ったコンセプトをも持っていたため、実際にデッキを作るのはかなり難しいカードばかりでもあった。
そんな中で私が着目したのは……おそらく世界中の誰でも3秒くらいでデッキが作れるほどのイージーなカードだったのである。
《革命の絆》。
デッキの中を非進化の火か光のクリーチャーで統一するだけで、「革命0トリガー」が100%成功する上に進化元の登場時能力も踏み倒せるクソデカ《光牙忍ハヤブサマル》が爆誕するカードだ。
それゆえ、100人いたら100人が「火光ノヴァ」とか「火光メタビート」とか「NEXミラダンテ」とかを作りそうなこのカードでオリジナリティを出すのは実際のところかなり難しいように思われた。
しかし、私はたどり着いたのである。
頭の悪さの到達点に。
「革命0トリガー」を入れまくったデッキを作ったら最強なのでは???🤔🤔🤔
そう、小学生の発想である。
だが、「相手のダイレクトアタックに合わせてありったけの『革命0トリガー』を一度に公開してみたい!」という願望は、おそらく誰しもが持ったことがあるものだろう。
そこにきて、《ボルシャック・ドギラゴン》《革命の鉄拳》をはじめとして数々の「革命0トリガー」の当たりカウントになりつつ、自身も「革命0トリガー」持ちである《革命の絆》の登場は、長年の夢を実現できる絶好の機会なのだ。
無論これだと各々の「革命0トリガー」の成功率は下がってしまうわけだが、5~6枚も見せられればどれかは成功するだろうから問題はない。
《獅子王の紋章》は《ボルシャック・ドギラゴン》との共存が難しいようにも見えるが、「火+光」か「火+自然」のクリーチャーを大量に搭載すれば両立の可能性が見えてくる。
《龍帝の紋章》はあまり見ないカードだが、追加の《革命の鉄拳》のようなイメージで運用すればいい。
さらにこれらに加えて《百鬼の邪王門》まで入れよう……とも考えたのだが、マナゾーンの要求が厳しい上に既にデッキ内のクリーチャー数が少なすぎて《獅子王の紋章》がマジモンのう○ちになりかねなかったので泣く泣く採用を諦めることにした。
「《ボルシャック・ドギラゴン》の進化元かつ《獅子王の紋章》の当たり」となる「火+自然」のクリーチャーとしては、《革命の絆》と同じく「名場面BEST」で新たに登場した《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》も見逃せない。
《革命の絆》や《獅子王の紋章》でめくれれば、登場時能力だけで攻撃クリーチャー1体を止めつつ、さらなる「革命0トリガー」を手札に加えられる点が極めて心強い。
ただ普通に召喚するとなると3色なのが少しネックになるので、こちらも「名場面BEST」で再録したばかりの《轟く革命 レッドギラゾーン》も採用することで、《革命の鉄拳》や《龍帝の紋章》のための平均パワーを底上げしつつ、《ボルシャック・ドギラゴン》《革命の絆》《獅子王の紋章》のハズレにならずにマナ回りをサポートすることができるだろう。
他方、「火+光」のクリーチャーとしては《聖霊龍騎サンブレード・NEX》と《蒼き守護神 ドギラゴン閃》とのセットがやはり安定感がある。
「革命0トリガー」を抱えてニヤついているだけでデュエマに勝てたら苦労しないわけで、《ボルシャック・ドギラゴン》と《獅子王の紋章》のハズレにならないこれらのクリーチャーでまずはボコスカ殴り、相手が攻め返してきたところで大量の「革命0トリガー」でお出迎えしてあげよう。
というわけで、できあがったのがこちらの「ハイパー革命0トリガー」だ!
《”龍装”チュリス》 | |
4 | 《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》 |
《聖霊龍騎サンブレード・NEX》 | |
4 | 《ボルシャック・ドギラゴン》 |
《革命の絆》 | |
3 | 《轟く革命 レッドギラゾーン》 |
4 | 《蒼き守護神 ドギラゴン閃》 |
1 | 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 |
4 | 《革命の鉄拳》 |
4 | 《龍帝の紋章》 |
4 | 《獅子王の紋章》 |
デッドマン(5歳)「せんせー!このデッキは《ネ申・マニフェスト》のシンカパワーが発動した状態でダイレクトアタックされるとどうなってしまうんですか???」
顔面が爆発します。対戦ありがとうございました。
ではまた次回!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。