【フレームアームズ】圧倒的存在感を放つカスタムFA「XFA-CnB ベルクフリンカー」レビュー!!

ホビーメーカー壽屋(コトブキヤ)のオリジナルロボットメカニックのプラモデルシリーズ『フレームアームズ』より2月に発売された「XFA-CnB ベルクフリンカー」! 価格は6,600円(税込)。

今回はこちらのキットの魅力を紹介していくぞ。

▲パッケージ

紅蓮の翼で戦場を飛翔する可変型FA

JX-25T レイダオ」のカラー変更とともに、新規造形のアーマー・ウェポンパーツを実装したのが「XFA-CnB ベルクフリンカー」。

頭部、胸部、腰部、そして両肩部に備わったブースターEXB-VSPの追加と「レイダオ」とは異なる装いとなった。目を引く赤を基調としたカラーリングやエッジのきいた各部の造形は見たものに強烈なインパクトを残す。

また可変機構を備え、長距離移動に適した巡航形態がある。さらに、パーツの組み替えによって「ベルクフリンカー」に改修される前のフレームアームズ、「O(オリジナル)・カトラス」(オスティナートカスタム)を再現することができる。こちらは「フレームアームズブログ」にて「JX-25F ジィダオ」のキットと自作パーツによって再現され、待望の立体化だ。

筆者がやすりがけ込みで要した組み立て時間は約8時間ほど。作りごたえ抜群で、これまで紹介してきたフレームアームズとはまた異なる機構に驚かされた。これまで紹介してきたフレームアームズは、素体となる「アーキテクト」に外装を追加していくイメージだった。

今回の「ベルクフリンカー」では、腕部の主武装である高出力レーザー砲が「アーキテクト」で言えば、膝から下の部位を使用している。逆に前腕部が脚部を形成する“逆転”的構造となっている。自由度の高いフレームアームズだからこそできる機体構成は、フレームアームズを組み立てたことがある人ほど驚きと新鮮さが感じられる。

XFA-CnB ベルクフリンカー(未塗装)

素体の「アーキテクト」はグレーで、「ベルクフリンカー」を形成する本体は赤を基調とした成型色となっている。素組の状態で、パッケージにちかいカラーリングが再現されている。

空中戦を想定したブースターや翼、高火力を備えた両腕の高出力レーザー砲とロマンを詰め込まれている。目を引くカラーリングはどんな空でも存在感を発揮する。肩部の翼は、前進翼の形状で逆ガルが採用されており、高速性と運動性を感じさせる。肩部とは3mm軸で接続されているため、180度回転させた逆噴射姿勢や垂直姿勢を取ることができる。

また、翼下に武装の専用ライフルをマウントすることができる。

存在感抜群の両腕部の高出力レーザー砲は砲口のモールドが細かく施され、臨場感溢れる造形となっている。大きな腕を振り回して、射撃姿勢がダイナミックに映える。

脚部側面にはシールドブースターが装備され、重厚感が演出されている。角度の調節も可能。

背部には大型のシールドとユニットが装備されている。シールドは巡航形態時の機首となる。

両腕部や背面の装備、肩部のブースターなど重装備ながら、しっかりとポーズが決まる保持力を有しているので、腕を振り上げたポーズなど様々なポーズに対応できる。

XFA-CnB ベルクフリンカー 巡航形態(未塗装)

「ベルクフリンカー」の特徴である巡航形態への変形は差し替えなしで再現できる。長距離飛行を目的としたフォームで、戦闘時の運動性能も完備したシャープな造形となっている。

O(オリジナル)・カトラス オスティナートカスタム(未塗装)

パーツの組み替えによって、「O(オリジナル)・カトラス」(オスティナートカスタム)にすることができる。「ベルクフリンカー」とは異なり、シールドブースターが脚部前面に装着され、マッシブな上半身となっている。地上での戦闘が目に浮かぶデザインとなっている。

頭部はバイザー型となり、巌のような顔つきとなっている。

「ベルクフリンカー」では、背部に装備されていたシールドを腕に装着。

武装の専用ライフルは持ち手を展開させることでハンドパーツに持たせることができ、接近戦用のベリルエッジの展開と合わせたアクションが映える。

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