第99話です!
ここんとこ、テイワットではイベントが目白押しだ……ってことで、数回に分けて直近のイベントリポートを書いてきましたがね。
しかし、宝探しについて記したくらいでは、イベントラッシュの一端にすら触れてないのも同然である。ここは勢いに乗って……“アレ”についても書いていかないと!!
“アレ”とは……もちろん↓コイツのことだ!!
ってこれ、立本と物々交換するユルい系のイベント“百貨珍品”のほうじゃねえかwww
でもこれ、昨年末に続いて2回目の実施だと思うけど、
野菜やら肉やら、ふつうにプレイしていればゴマンと持っている素材と引き換えに原石、経験値用アイテムといったステキな報酬をくれるので、いっそのこと毎日やってほしいおいしいイベントだわw
『原神』は基本、ひとりで遊ぶスタンドアロンなゲームだけど、こういった試みによりそこはかとない“マルチプレイ感”を演出してくれるんだよなー。そこがまた、ついつい毎日のようにログインしてしまう要因にもなっているんだけどね。
配慮されたイベント
さて、立本は置いておいて、いまの時期はもうひとつ、↓こんなイベントも実施されているのであるよ。
うおおおおお……!!www 無機質な四角のカタマリが集結していると、なんとも言えない凄みというか、不気味さが漂うものだなぁ……(((( ;゚Д゚)))
“無相の交響詩”とはその名の通り、テイワットの各地で旅人を苦しめているボス“無相シリーズ”を相手にするイベントのようだ。
スクショを見てもらえばわかるが、挑戦してクリアーするだけで原石が60個ももらえるらしく、つねに手持ちの原石が絶滅の危機に瀕している俺なんかからしたら、
「ややや、やる!!! 何を置いても、これから先にやってやる!!!」
と、小躍りしながら飛びつかずにはいられない催しになっているのである。
でも……。
俺はなかなか、無双の交響詩に入っていく踏ん切りがつかなかった。
というのも……。
近ごろの無相には、苦い思い出しかないから……><
この、無相の岩を始めとする各地の四角どもに現在は連敗を続けており、しかも惜しくもなんともない惨敗をくり返しているものだから気後れして仕方ないのだ。
豪華な報酬や原石がもらえると言ったって、それは勝ってからの話なんでしょ……? どうせボクは勝てないし。倒したって、誰もホメてくれないし。父さんだって……><
最近になって『エヴァンゲリオン』にデビューしてしまったがために、ちょっとした壁にぶつかっただけで速攻で闇に堕ちるクセがついてしまった。おかげでいま、俺の操るキャラクターたちは完全に成長の袋小路にハマってしまい、現状を打破するための覚醒をできないでいる。
これではダメだ。
何かをきっかけに、前に進む気持ちを生み出さないと!!
「なんとかしなきゃいけないことは……ボクだってわかっているんだよお!!!><」
俺はわざとらしく芝居がかった声を出すと、その勢いで無相の交響詩の現場にワープした。
そして……↓この入口に出会う。
うおおおおお……!! いかにもイケナイことが起こりそうな、美しくも危険な匂いがする入口!!!w
それでも、少年は進む(アラフィフだろ)。
恐る恐る、中に入ってみると……!
なるほどなるほど。
いきなり無相の大群が襲ってくるわけではなく、1戦ずつ小分けになっていてそれに挑戦できるってわけだ(あたりめーだ)。
さらに、1戦ごとに難度を細かく設定できる心配りもされていて、
自信のある人は強烈な制限を設けた上で挑戦してたくさんのポイントを狙うことができるし、
「俺は……トラウマがあるので、ちょっと^^;」
という大塚角満みたいな人はほどほどの難度にすればいい。
それが決まったら、挑戦するメンバーを決める。
ここでも、攻撃力にボーナスが付くキャラクターがいるので、キチンと育ててあればそれらをメインにパーティーを作ればいい。
うんうん。非常にきめ細かく配慮されたイベントだな! さっそく俺も、やってみるか!!
そして……無相軍団との、壮絶なしばき合いが始まるのであった。
連載100回目に続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『原神』公式サイト:
https://genshin.mihoyo.com/ja/
※ゲーム画面はPS4ソフト『原神』のものです。
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