1月15日にアプリ配信1周年を迎えた「ミニ四駆超速グランプリ」!
リアルなミニ四駆のマシンセッティングや、まんが「ダッシュ! 四駆郎」や「爆走兄弟 レッツ&ゴー!!」のキャラクターたちやレジェンドマシンも登場し、白熱のレースがスマホで遊べる。
コロコロオンラインでは、「ミニ四駆 超速グランプリ」1周年記念の特別企画を実施中だ。
本記事では、ミニ四駆の歴史を当時のコロコロコミック掲載記事で振り返っていく。今回はミニ四駆のレーサーミニ四駆やダッシュマシンなどを中心とした第1次ミニ四駆ブームを特集だ。
1987年にRCで人気の「スーパードラゴン」がミニ四駆に登場!
当時、月刊コロコロコミックでは大林かおる先生が描くRCラジコンまんが「ラジコンボーイ」が連載され、人気を博していた。
そして、タミヤ(当時:田宮模型)のRCラジコンでも人気の高い「スーパードラゴン」がミニ四駆となって登場し、コロコロコミックで特集が組まれた。「スーパードラゴン.Jr」の性能やミニ四駆の4WD駆動などRCとの比較がされた。この時にミニ四駆はオンロード、コース向きの「レーサーミニ四駆」とオフロード向きの「ワイルドミニ四駆」が展開されていた。
そして、毎号のコロコロコミックではミニ四駆の改造記事が掲載され、「いかにマシンを早くするか?」はもちろん、「かっこいいボディの作成」など様々な観点からマシンの追求がなされた。
ミニ四駆のレジェンドまんが「ダッシュ! 四駆郎」が連載スタート!
レーサーミニ四駆の登場でミニ四駆がコロコロ読者にも浸透し、いよいよ1987年月刊コロコロコミック12月であの伝説のミニ四駆まんが「ダッシュ! 四駆郎」の連載がスタート! 徳田ザウルス先生による迫力のレース描写や細かいマシンセッティングなどミニ四駆のリアリティある描写と四駆郎をはじめとしたエネルギッシュなキャラクターたちのミニ四駆への情熱は、多くのファンを虜にした。
「ダッシュ! 四駆郎」連載初期では、四駆郎はレーサーミニ四駆「ブーメラン」をタンクローは「ホットショット」やワイルドミニ四駆を使用していた。「ミニ四駆超速グランプリ」に触れていると、四駆郎といえば「ダッシュ1号 皇帝」という印象が強いだろう。
その「ダッシュ1号 皇帝」をはじめとしたダッシュマシンは、コロコロコミックでデザインコンテストが行われ、受賞作品が元となっているのだ。しかも、まんが連載2回目にしてコンテストが告知され、「ダッシュ! 四駆郎」に自分の描いたマシンが主役として登場し、キット化になるとあって、ミニ四駆ブームが加速した。
こうして「ダッシュ1号 皇帝」、「ダッシュ2号 太陽」、「ダッシュ3号 流星」、「ダッシュ4号 弾丸」、「ダッシュ5号 D.D.」が生まれた。
コンテストの結果発表があった4月号では「ダッシュ1号 皇帝」が登場し、翌月号には全てのダッシュマシンがお披露目となった。この時は2号から5号のダッシュマシンには名前が明かされていなかった。