2020年もいよいよ大詰め……! 気づいたら12月31日の大晦日になっていたよ!!
この事実に、当記事を読んで気付いた人もいるに違いない(いねーよ)。
そう……!!
あまりにもいろいろありすぎた2020年も、あと数時間で終わりを告げるのだ!! なので、思い残すことがないよう……ぜひこの記事を読んで“ゲーム納め”の足掛かりにしてほしい!!
ナゼならこの記事は……12月28日から短期集中特集としてお届けしている“コロコロオンラインの中の人が選ぶ2020年ベストゲーム3選”の大トリだから!! ついに、全8ライターが選ぶ2020年のベストゲーム3タイトルが出そろうのであります!!
ちなみに、最後のシメとして書かせていただくのは……もちろんこの俺!!w 『あつ森』日記や『原神』日記、そして最近では『デジボク地球防衛軍』日記も始めたご意見番……大塚角満であります!!!
アチコチでゲームコラムを書き散らしているゆえ、遊んだ本数はゲームメディアの中でも屈指と自負している人間だけに……ここは、知る人ぞ知るかなりマニアックなゲームを選定するんだろうなぁぁぁああ!!w
【本日の執筆担当:大塚角満】
元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。『逆鱗日和』シリーズや『熱血パズドラ部』シリーズなど、ゲーム関連著書はおなじみだ。現在、コロコロオンライン誌上にて、『あつ森』日記や『原神』日記を元気に更新中!
ベスト1:あつまれ どうぶつの森
もう、いきなり自分にツッコミを入れておくわ。
「……どこが知る人ぞ知るマニアックなタイトルやねん!! 日本だけでも700万人くらいがプレイしている、現役最強のドメジャーゲームやんけ!!!w」
とね(苦笑)。
俺もできることなら、
「へぇーーー!!! そんなゲームがあったの!? さすが角満さん!!!」
と、羨望のまなざしで見られるようなゲームを紹介したかったよ。一応、ゲームエッセイストやらゲームジャーナリストを標榜している人間だしさ。
でも……。
そんなちっぽけな欲なんてひと息で南極くらいまで吹き飛ぶほど、『あつ森』がもたらした影響は大きかった!! 仕事の面だけでなく、コロナ禍におけるライフスタイルという点においても、『あつ森』が存在した世界線と存在しなかった世界線ではとてつもない差が生まれていたのでは……と確信するくらい、このゲームの存在感は別格なのである。
『あつ森』でやることは、言ってしまえば過去の『どうぶつの森』シリーズと大きな違いはない。
島の住民のどうぶつたちとコミュニケーションを取りながら釣りや昆虫採集を楽しみ、
季節のイベントを堪能して、
「明日もまた、島に行こう! みんなが待ってるからさ!」
と、ニコニコと笑いながら明日を思う……。
そこにいるのは、学校から帰宅した1秒後にはランドセルを放り投げ、近所の空き地や学校の校庭に舞い戻っていた小学生のころの自分である。
「今日も……みんな、集まってるよな!!」
気の置けない仲間が、必ずそこにいるというステキな確信。『あつ森』は、無邪気だったあのころに戻れる魔法がかけられた唯一無二のゲームなのである。
だからこそ俺は、2020年3月20日の発売以来1日も欠かさずにプレイ日記を書き続けている。そんなゲームは、ナンバーワンに決まっているのだ。
ベスト2:原神
新進気鋭の中国のメーカー、miHoYoが放った、驚異の完成度とボリュームを誇るオープンワールドアクションアドベンチャーゲーム。それが『原神』だ。
広大なテイワット大陸を舞台に、いかにも日本人好きするアニメタッチのキャラクターと個性的な魔物たち、そして7つの“元素”を有機的に絡めながら戦う戦略性の高いバトルと、基本無料(!)で遊べるゲームとは思えないすばらしい出来栄えとなっているのである!
『原神』に関わるクリエイター陣は日本のアニメやゲームに多大な影響を受けたと告白しており、実際に『原神』で遊んでいると、
「このあたり……あのアニメにインスパイアされて作ったんだろうなぁ」
という場面に遭遇したりもするのだ。でも、しっかりとクリエイターたちが自分の中で消化し、『原神』なりの答えとして世界観の中に解き放っているので、違和感を覚えるシーンはまったくない。
そのへんの作り込みとこだわりは、見事と言うしかないのだ。
もともと俺はオープンワールド系のゲームが大好きで、なんでもかんでも手を出して遊んでいるクチだけど、この『原神』は……その中でも、グラフィック、キャラクター、世界観、わかりやすさなどなど、あらゆる点で敷居を下げることに成功している稀有な例だと思う。
「オープンワールドゲーム、興味はあるけど難しそうなので……」
と二の足を踏んでいる人は、ぜひとも『原神』から入ってみてほしい。基本無料だし、スマホでもできるしね!!
ベスト3:……決められない。同率で3本!!!w
本来、こういったランキングモノは、その本数に合わせてしっかりとピックアップしないといけないんだけど……2020年は正直、良作が多すぎた!!! なのでとてもじゃないけど、3本になんて絞れませんッ!!w
ということで、“同率3位”となった3タイトルを駆け足で紹介します!!
●同率3位:龍が如く7 光と闇の行方
2020年1月16日に発売されたプレイステーション4用ソフト。タイトル通り、『龍が如く』シリーズのナンバリング7作品目だ。
俺は、『龍が如く』シリーズはスピンオフも含めてすべてプレイしている人間だけど……そんなファンから見ても、この『龍が如く7』は史上最高傑作だと確信する。
ウリだった、格闘ゲームを髣髴とさせるバトルを捨て、なんとコマンド選択式に舵を切るという、一歩間違えると大惨事にもなりかねないモデルチェンジを果たしたんだけど……コレが、ハマった。
戦略性が格段に上がり、アクションが苦手な人でも楽しめる仕様になったことで、ゲーム自体の魅力も掛け算で爆上がりしたように思う。もちろん、「アクションのほうがよかった!」という人もいるかと思うが、少なくとも俺は、今後も『龍が如く』はこのシステムでいってほしい。それくらい、コマンド選択方式はゲームに馴染んでいると思う。
●同率3位:Ghost of Tsushima(ゴーストオブ ツシマ)
グラフィック、ストーリー、世界観、遊び込み度、そして演出……。
ゲームを構成するあらゆる点が“プレイステーション4史上最高”と断言していいレベルに達しており、プレイした瞬間に、
「嗚呼……。プレイステーション4のゲームがついに、限界の高みに達したわ……」
と思わせた大傑作。それが『Ghost of Tsushima(ゴーストオブ ツシマ)』だ。
“元寇”をモチーフに描かれる、主人公・境井仁と蒙古軍の血生臭い死闘--。圧倒的なまでに美しく描かれた対馬を旅しながら、境井仁は反撃の糸口を探る……。
CERO Zのタイトルなので子どもたちはプレイできないが、数年後に遊んでも、
「このゲーム、すげええええ!!!」
となると思う。間違いなく、プレイステーション4の歴史に残る作品だ。
●同率3位:ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍
発売されたばかりにも関わらず俺の心を鷲掴みにし、思わず、
「プレイ日記書く!! これ、絶対にコロコロの読者と相性がいいので、なんとしてでも流行らせたい!!!」
そう思わせたタイトルが、ディースリー・パブリッシャーから12月24日にリリースされたプレイステーション4、Nintendo Switch用ソフト『デジボク地球防衛軍』である!!
タイトル通り、ディースリー・パブリッシャーが誇る大人気シリーズ『地球防衛軍』のスピンオフに当たる作品で、ゲーム中のあらゆるモノ(キャラも地形もオブジェクトもすべて)がボクセル(立方体)で表現されているのが最大の特徴。
100種以上からなるキャラで4人1組のチームを作り、割れてしまった地球を元に戻すために侵略者たちと戦う……!
ワラワラワラワラワラワラワラ……と大量に迫りくる虫のような侵略者たちは気持ち悪いを通り越して気持ちいいレベルで(意味不明)、それをド派手な攻撃で吹っ飛ばすときの快感たるや……!!
このゲームがいかに楽しいかは、今後プレイ日記で切々と説明していくので、興味のある方はぜひご一読を!
というわけで、大塚角満が選ぶ2020年ベストゲーム3選(5本あるけど^^;)でした!!
コロコロオンラインのライター陣が選んだ良作を参考に(下のリンク先の記事も読んでね!)、ぜひ“巣ごもりな年末年始”を充実させちゃってくださいね!
では、よいお年を!!
2020ベストゲーム3選
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