忘れられない記憶
本日も、ドラゴンスパインのことを書きたい気持ちをグッとこらえ、冒険ランク36になったときの苦労話を書かせていただきますw
いまから1ヵ月以上も前のことなのだが、そのときの苦行っぷりは……まるで昨日のことのように鮮明に覚えているわ(((( ;゚д゚)))
忘れたくても、忘れられない記憶……。
高校3年のインターハイ準々決勝、「あとちょっとで勝てる!」ってところでミスを連発してしまったとき……。
社会人になり、写真の現像枚数を間違えてふだんの10倍の数を刷ってしまったとき……。
小学生の折、担任の女教師を「ママぁ!!」と呼んでしまったとき(どんどんスケールが小さくなるな)。
こういった記憶は、おそらく死ぬまで消えないんだと思う。
いいことって、わりと簡単に忘れてしまうのに、ナゼこのようなネガティブな思い出は脳ミソに居座り続けるのだろうか……?
学があれば、こういった傾向もキチンと分析ができるのだろうが、残念ながら俺はそっち方面は門外漢なので理由はよくわからない。ただ経験則として「知っている」だけだ。
たぶん……。
この、冒険ランク35を脱するためのミッションの記憶は、『原神』を続ける限りいつまでも心の奥底に沈殿し続けるのだと思う。
それくらい……キツかった!
アンドリアスとか無相の岩とか、いつまでも勝てないクッソ強いボスもいるけど、ぶっちゃけそいつらはどうでもいいのだ。
素材が欲しい……ってのはあるけど急を要するわけでもないし、最悪なくても……まあ、どうにかなる気がする(いや知らんけどさ)。
でも……!
冒険ランクの突破ミッションは、クリアーしない限りそこで成長が止まってしまうので、言ってみれば“急を要しまくる”のである。『原神』で先に進みたかったら、みずからの力のみで、この難関を突破しなければいけないのだ。
ドツボ
とはいえ、いくら気合が入ったところで、パーティーメンバーが強化されるわけもなく。
前回の記事で1回目の失敗のことを綴ったが、
「ま、いまのは試し斬りだ。敵の出方はわかった。あとはそれに対処すればいいだけ!!!」
ってことで、けっきょくメンバーを、
推奨元素がオススメするままに再構成(苦笑)。
「推奨元素なんて、お節介な申し出をまともに聞いているヒマはない。俺は好きなようにやるのだ。ほっといてくれ!」
と、勇ましくいつもの面子で臨みながらも(ガイアの代わりに刻晴が入っていた)、速攻で返り討ちに遭い、イキっていた俺はヒルチャールに連れ去られたようである。
さあ、推奨元素にしてやったぞ。
これなら、余裕で突破できるんだろうなぁ!!
ガンガンガンガンガン!!!www
「!!!!?!?」
ずんずんずーーーん!!www
(((( ;゚д゚)))ひぃぃぃぃ……!!!
チーーーーーーン……www
って、まったく歯が立たねえじゃねえか!!!(愕然)
やっぱり……ここまで刻晴に可能な限りの資源を投資し、突出して育ててきたので、彼女がいないパーティーだと明らかに火力が減少する……。それも……激減(((( ;゚д゚)))
そこで再び↓氷元素のガイア先輩をリストラし、このメンバーに戻した。
ぬぅぅぅ……。やっぱり、推奨元素に達していない不安はぬぐえない。
こういうとき、メインアタッカー1本に絞って成長させるのがいいのか、それとも全元素のエースをまんべんなく育てたほうがいいのか、ゲームに臨むスタンスそのものに想いが至るよ。
ここでは間違いなく、刻晴よりも“強い氷元素キャラ”を入れるのが正解なのだろう。それはわかっているんだけど……このときはまだ、ディオナも重雲もガチャで引いていなかったので、氷元素はガイア先輩しか選択肢がなかったのだ。
それでも、刻晴入りのパーティーは途中までの強さは圧倒的なのである。
さっきあれほど苦戦した盾ヒルチャール×遺跡守衛のダブルアタックもわりとあっさりと突破し、
先に進む権利を得る。
そして、通路に現れるヒルチャールどもも余裕で蹴散らし、
人的被害はゼロのまま、ファデュイが待つ広間へと再び舞い戻ることができたのだ。
さあ、ここが勝負どころだ……!
クレーと刻晴を巧みに入れ替えつつ、元素反応で攻め立てて……!!
勝利か……と思ったんだけど……!!!
くっそ!!!!>< またダメか!!!
「戦闘中、HPが低すぎる場合は、先に食べ物を使ってHPを回復してください」
って注意書きが出たけど……そんなの、1000年前から知ってんねん!!!(怒) それをやってもやられたの!!!>< これ以上、どうせいっちゅーーーんじゃぁぁあああ!!!><
完全に、ドツボにハマったかもしれん……。
続く……。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『原神』公式サイト:
https://genshin.mihoyo.com/ja/
※ゲーム画面はPS4ソフト『原神』のものです。
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