【あつ森】『あつまれどうぶつの森』プレイ日記角満島開拓日誌　第263回　11月、最後の戦い（1）

2020年12月07日 12:30

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キーボードに夢中です

　11月30日－－。

　まもなく、出版業界の人間がもっとも恐れる“年末進行な12月”がやってくる直前ということもあり、俺は我がルナステラ島で一生懸命ダラけていたｗ

　今年の12月は……たぶん、ここ10年くらいで最強に忙しい。

　あんな記事の予定やこんな仕事のプラン、さらにはゲームもプレイ予定のものがゴマンと控えている。さらに……もとから趣味だったキーボードの世界にここ数ヵ月でドップリとハマり込んでしまって、製作予定のものが“積みキーボード”となって編集部のデスクで待っているのだよ。

　……え？？

　｢あんたいつから、キーボードなんて弾けるようになったの！？｣

　ですって？？

　……いや、俺が言ってるキーボードは楽器のソレではなく、↓こういうヤツですｗ

　自作キーボード、かっちょいいいいい！！！！ｗｗｗ

　そう、原稿を書くときに使うカタカタカタのほうのキーボードね。

　じつはキーボードの世界って奥が深く、本当に自分の仕事や要求に応えるものを……ってなったら市販品では満足できなくなって、このような個人のマニアが作られている自作キーボードというものに走ることになるのです。釣り好きが、自分でルアーや毛バリを制作するのと同じですな。

　ちなみに写真のキーボードは作りかけなんだけど、見た通り数字キーもファンクションキーもない非常にスリムなデザインになっている。通常のキーボードが104キーなのに対し、これは48キーしかないのだ。これでどうやって原稿を打つのかというと……って、『あつ森』とまったく関係ない話で5万字くらい書いてしまいそうなので、このへんでやめておくわｗ

上海ガニって……なんだっけ？

　そう、11月30日のことを書いていたんだった。

　12月になったら途端に忙しくなるのはわかっていたので、

　｢とにかく今日はのんびりしよう！！｣

　ってことで、『あつ森』内でもとくに何もしないことにした。

　ただひたすら、ホゲホゲと日向ぼっこをするのみである。

　このスクショ、めっちゃお気に入りｗ

　住民のももこが川のほとりに座り込んでサンドイッチを食べていたので、ちょっと御呼ばれしてみたｗ　ももこのうれしそうな表情が、非常に印象的な1枚になっていると思いませんか？

　また、サンクスギビングデーでもらったレシピを使ってDIYをし、

　サンクスギビングな部屋を作ったのもこの日。のんびりしたい日の目的として、部屋の模様替えほどピッタリなものはないねえｗ

　そうこうしているうちに夜のとばりが降りてきて、ついでに雪も舞い始めた。

　時刻は……夜の11時すぎ。

　あと1時間足らずで、年末進行の12月に突入する。

　広場に行くと、夜更かしなどうぶつたちが雪用のニット帽を付けて談笑したりしていた。

　なんか……しみじみと、いいシーンだなあｗ　この季節感が、『どうぶつの森』というゲームのいちばんの見せどころなんだよな。ももこもツンドラも、まもなくやってくる2020年最後の月に思いを馳せていたのではなかろうか。

　｢そっかぁ……。もう12月かあ｣

　そうつぶやいた瞬間、俺は｢あれ？｣と思った。

　11月30日って……11月の最終日だよな。だってしずえも、朝の放送でそう言ってたし。

　そして12月から、『あつ森』も本格的なウィンターシーズンに入るのだろう。となれば生き物の入れ替えも行われて、またしばらく捕まえられなくなる虫や魚も……いる…………はずだよね！！！？！

　｢はっ！！！！！！　ももも、もしかして、11月を最後にしばらく出現しなくなる生き物で、まだゲットしていない種がいたかも！！！？？？｣

　俺は寝そべっていたコタツから跳ね起きて、｢えらいこっちゃえらいこっちゃ！！！｣とナゾの踊りを踊りながら、大慌てで情報をかき集めた。

　そそそ、そしたら……(((( ;ﾟдﾟ)))

　｢しゃしゃしゃ、上海ガニぃぃぃいいい！！！？？　なんじゃそりゃあああ！！！＞＜　そんなんいたのかよぉぉぉおおお！！！！＞＜｣

　12月まで……残り20分（苦笑）。

　11月最後の戦いが始まった！ｗ

　続く！

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。