ぼちぼち……埋まるんじゃね?
ここのところ再三、
「11月になった!!」
「寒くなってきた!!!」
「紅葉が始まった!!!」
「年末進行の足音も聞こえてきたッ!!!!><」
と、季節の移ろいを風情たっぷりに表現する『あつ森』日記を投下しておりますがね(年末進行関係ねえだろ)。
俺は初秋の9月生まれということもあって、1年のうちで秋がもっとも好きな季節だ。でも近年は夏が終わったとたんに冬になる……って感じの異常気象がふつうになってしまい、
「あれ……? 秋って……どんな季節だったっけ……?」
こんな感じで戸惑うこともしばしばだった。
でも今年は、紅葉の色づきが例年以上によく、赤も黄色もくっきりと発色しているということで、コロナ禍にありながらも名所には多くの人が殺到しているようだ。
↓ホラ。
……ってこれ、『あつ森』の紅葉やんけ!!!w
俺は冒頭で書いた通り早くも年末進行の荒波に飲まれ始めているので、季節を感じるのはもっぱら、『あつ森』世界の映像に頼らざるを得なくなっているのだ。こうやってどんどん、世間の潮流から取り残されていくのだろうか……(((( ;゚Д゚)))
でもだからこそ、『あつ森』の中くらいは存分に季節を満喫したい。それはもちろん、上のスクショのような紅葉を見るだけでもだいぶ満たされるんだけど……じつはそれだけでは若干、片手落ちなのである。
すべて埋まっていると思ったら
さて皆さん、『あつ森』を長く遊ぶ上でのモチベーションのひとつ、“図鑑”を覚えていますか?
「覚えてるに決まってるだろ!w」
と笑う人は、非常に熱心なユーザーか、最近になって『あつ森』を始められた“ルーキー開拓者”のどちらかのような気がする。
というのも、発売日から1日も欠かすことなくプレイを続ける“超”が付く熱血プレイヤーの俺なんだけど、じつはつい先日まで図鑑の存在をすっかり忘れていたのである。
これ、ダラけてプレイしているから……というわけじゃなくむしろ逆で、熱心に図鑑を埋めることを目的に昆虫採集や釣りに明け暮れ、ある程度それが埋まってしまったことに端を発する“凪”の状態だと思うのだ。つまり、
「最近、新種の生き物を捕まえてないなぁ~……」
という状況が長く続くあまり図鑑そのものが頭から抜け、よって虫取りや釣りの機会が激減し、最終的には完全に図鑑の存在が消え失せる……。このようなサイクルに陥っていたのであるよ。
そんな負のスパイラルから俺を救ってくれたのが、先日もちょっと紹介したけど↓この昆虫だ。
そう、イトトンボ。
これが、たぶん2ヵ月ぶりくらいに捕まえた新規の生き物で、捕った瞬間に、
「はッ!! そういえば、新たな生き物を見つけることも、このゲームの大きな目的のひとつだったわ!!!」
と思い出した次第(苦笑)。どんだけキレイに忘れてたんだって感じだけどねw
このイトトンボをきっかけに、俺は数ヵ月ぶりにゲーム内スマホに入っている図鑑を起動しようと思った。そしてそこには、↓このような打算があったことも否定できない。
「もしかしたら……このイトトンボで、昆虫はコンプリートしちまったんじゃね?w」
さらに、図々しくもつぎのようなことも考えた。
「魚と海産物については一時期本気でがんばったので、コンプは無理としても、どっちも残り1枠か2枠程度空いてるだけなんだよな。わかってんねん。ちってんねん」
とくに海産物は種類自体も少ないので、知らぬ間にすべて埋めてしまっていることも考えられる。俺はホクホク顔で、それぞれの図鑑ページを覗いてみた。
まず、昆虫。
おおおおお!!!w 惜しい!!! あとたったの2種類か!! これはきっと、この秋から冬にかけて捕まえられる虫なんだろう。てことは……コンプリートも目前ってことだな!!
虫がこれなら、魚と海産物に関してはヤバいことになっているに違いないw もちろん、いい意味でなwww
と、ところが……(((( ;゚Д゚)))
まず、魚……。
すか~~~……んwww
すかか~~~……んwww
え、うそ……。ぜ、ぜんぜん埋まってないじゃん……。空いてるところ、すべて冬のお魚さんなの……?
海産物についてはだな……(((( ;゚Д゚)))
すっからか~~~ん……www
って、ぜんぜん埋まってねええええええ!!!www
こ、これはアカン……!! 『あつ森』の伝道師のひとりとして、この体たらくは何事や!!!>< いますぐ海と山と深海にくり出して、生き物を捕りまくらないと!!!><
というわけで、季節外れの昆虫採集と近海漁業が始まったのだったw
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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