秋の風物詩
11月になったとたん、一気に気温が下がってきた。
ほんの数瞬前までガンガンガンとクーラーを全開にしながら、
「あちいあちい! いつまでも残暑があちいなあ!!」
とわめいていた気がするので、このような寒さの到来に面食らってしまっている。
もう何年も前から秋らしい秋を感じたことがなかったので(夏のつぎは冬になってしまった印象)、うれしいやら寒いやらでなかなか気持ちが忙しいのだ。
……って、なんだか随筆風の書き出しになってしまったが(そうでもねえだろ)、せっかくなので今回は季節の話題を取り上げたいと思う。
皆さん、11月になってからの『あつ森』世界で、
「あれ??」
と思ったことはありませんか?
そう……たとえば“紅葉”。
今年はリアル世界も紅葉の当たり年だそうで、週末にもなると箱根や日光といった名所は観光客で大賑わいになっているという。俺はそんなニュースをダラダラダラとヨダレを垂らしながら眺めつつ、ひたすらパソコンに向かって原稿を書いているわけだが、そんな“うらやま死”しそうな荒んだ心を癒してくれているのが、上のスクショに見るルナステラ島の木々の色づきなのである。
いやぁ~……いいですわねぇ、日本の秋……(うっとり)。
こういった季節感の演出は、実際の時間と連動しながら進行する『あつ森』のようなゲームならではのものなので、忙しさにかまけて四季から置き去りになっているおじさんたちこそ、このゲームをやったほうがいいよ。今年の新語流行語大賞にもノミネートされたみたいだしなw
この紅葉に加えて、11月いっぴからつぎようなシーズンネタもスタートしている。
11月2日の朝。
いつものしずえの島内放送を寝ぼけマナコで眺めていたところ、
いきなり、ふだんとは違うことを滔々と語りだしたではないか!
おお? 季節の話題の提供か!! 依田さんのお天気検定かよ!(わからない人、スミマセン)
ナンダナンダと眺めていると……。
やっぱりキノコのアピールだったか!!w
島のアチコチに
そうなんです。
11月になってから紅葉や一部の生き物と並んで、より“秋感”を際立たせる仕掛けがルナステラ島に施されていたのだよ。
それが、しずえの語っている“キノコ”だ。
ていうか、11月1日から思いっきりアチコチに生えていたのにしずえもたぬきちも言及しなかったので、
「もしかして……あのキノコは、触れちゃいけないものだったの……? 全力でスルーしたほうがいい案件なのか……??」
と、余計なところで気を遣うところだったわw アナウンスするなら、生えた当日にしてくれよw
まあとにかく、11月から島のそこら中にキノコが生えるようになりました。そりゃあもう、木という木の根元にニョキニョキとwww
↓ホラ。
にょき~~~んwww
にょきき~~~んwww
にょききき~~~んwww
ちょw どんだけ生えてるねんwww この小さな画面だけでも、4種4本のキノコが発生しているんですがwww そんなに湿気が多いのかよこの島はwww
なかには、このようなキノコもある。
ん?? ウチの島、化石が発掘されなくなって久しいんだけど(20個くらい埋めたままになってるからなw)、珍しく新規の場所に★の印が!! もしかして、どうぶつが俺をハメるために落とし穴を作りやがったのか!?
「くくく。ハマるわけないだろ、こんなわかりやすい落とし穴によぉ~www」
ゲヒゲヒと笑いながら★印を掘ってみたらだな……。
ってこれトリュフやーーーん!!!w(感激)
よもやの高級食材、黒トリュフ発見!! 宝の山かよこの島は!!!w
さてここから、俺がかつて経験した“キノコの事件”を綴ろうと思っていたのだが、思いのほか文字数を使ってしまったので今日はこのへんで!!
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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