どうぶつとの関係に、ヒビが……
10月31日に行われたハロウィンの模様を数回にわたってお伝えしてきたわけだがね。
バックナンバーにある通りそりゃあもう楽しくて、それまでハロウィンなんて1ミクロンたりとも興味がなかったくせに、
「来年も……楽しく過ごせそうだなぁ^^」
と、1年も先のことを思ってニタニタと笑ってしまうほどの余韻に浸っている。昭和のオヤジは取っ掛かりに至るまでが非常に面倒臭い生き物だが、いざ触れてしまうと必要以上にハマり込んで凝りまくってしまう傾向にある。いい歳したおっさんが夜の街にどっぷり浸かってしまう裏には、こういった性質が関与していたのであるよ(このへん、じつに理論的だな)。
しかし……。
楽しくも賑やかなイベントの陰で、じつは……大切などうぶつたちのと“仲違い”が起こっていたことを知る者は少ない(あたりめーだ)。
そう、ヒビが入っていたのだよ……!
ハロウィンの準備に夢中になっているうちに住民たちへのケアがおろそかになり、気付けば心の距離が生じてしまったどうぶつが……なんと2名もいたのである!!><
疎遠になる
ハロウィン当日のこと。
ワクワクが止まらなかった俺は、
「一大ページェントを間近に控えたこのタイミングを、どうぶつはどう過ごしているんだろうなぁ^^」
なんて思って、住民たちへのあいさつ回りにいそしんでいた。そして、
「さあ……つぎはアポロだな! ルナステラ島のおにいさん的立場である彼は、いま何をしているのだろう?」
そう思って、カーテンが開いていたアポロの家を訪問したのである。
そ、そしたら……。
「え」
いきなり切り出された、遠回しなイヤミ(苦笑)。
え、俺、そんな指摘をされるほど、アポロと疎遠になっていたイメージがないんだけど……。
戸惑いながらも話を聞くと……。
ぐは!!! 凹んでる!! やっぱり気付かぬうちに……1週間ほど、アポロと接していなかったらしい!!!
でも前述の通り、俺はアポロとはしょっちゅう会話をしているつもりだった。つい最近も……非常に印象に残ったやり取りがあったので、はっきりと覚えているもの。
↓ホラ。
じつは10月の後半に……アポロから引っ越しの打診を受けてしまっていたのです!!w
正直、これには驚いた。アポロもそれを察してか、
「いきなりでビックリしたか?」
ビックリしたに決まってっだろ。アポロはどちらかと言えば、新しいほうの住民なのだ。それなのに……もう引っ越しを考えちまったのかよ!!><
当然、この申し出は、
断固として、断った。アポロが抜けてしまうと、ルナステラ島のどうぶつたちはほとんどが小さな種になってしまう。オオカミのツンドラのつぎに大きいの、案内所のタヌキになっちまうからな。
そしてこのときは、事なきを得たんだけどね。
でもよくよくチェックしてみると、このときを最後にアポロと会話をしたスクショが出てこない。もちろん、すべてのシーンを撮影しているわけではないので撮り漏らしはあるんだけど……。
引っ越し騒動が起こったのは、ハロウィンの10日前となる10月21日だった。それ以来、まったく接点がなかったとしたら……さすがに強面のアポロも、寂しくてこんな顔になっちまうかーーーー!!
慌てて、俺は取り繕うために話し掛けた。
「アポロ!!! それは誤解だよ!!!>< たまたま!! 時間が合わなかっただけなんだよ!!><」
すると……。
おお……w 俺がドクターペッパーが好きなのを覚えていてくれたのか……w 泣ける……。
でもこれにより、アポロとの仲は復活。
ハロウィンも仲睦まじく楽しんだのである。
でも……。
“問題児”は、アポロだけではなかったのだ……w
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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