安定した回復には……喰らえ!!
前回の日記で書いた、“回復方法指南”の続き……というか神髄(?)を綴りたいと思う。
『原神』の世界は広大なオープンワールドになっていて、いたるところに人類と敵対するモンスターや、“ヒルチャール”と呼ばれる蛮族(なのかな)が生息している。
彼らと人類はどうしても相いれない、わかり合えない関係なので(泣ける)、出会ってしまったらその瞬間に、問答無用で戦闘に突入する。
俺がまだ中学、高校生だった昭和の田舎町では、学生どうしの視線がちょっとでも絡まると(目が合うだけだけど)、とたんに両者は激高し、
「何見てんだオウ!!!」
「オウとはなんだオウッ!!!」
「オウとはなんだオウッ!!! とはなんだオウオウオウ!!!」
と、発情期のオットセイのようなイキリ合いが展開され、やかましいったらなかった。
俺も高校2年のとき、部活(ハンドボールな)を終えた午後7時ごろに最寄り駅のベンチに座っていたところ、見るからにチンピラな他校の不良にからまれたことがある。
そいつは、当時流行り始めていた『ビーバップハイスクール』の世界からそのまま抜け出てきたかのような姿形をしており、アリクイのような小さな目をニタニタさせながら、
「ねえねえ、お金くれない?? ちょっとでいいからさあ」
と言ってきた。俺は、まさか自分がカツアゲされるなんて夢にも思っていなかったので、しばしポカンと不良アリクイの顔を眺めていたと思う。すると男は痺れを切らしたのか、
「なあ、聞いてんの?」
ちょっと凄みがある感じの声で言ってきた。そこで俺はようやく、
「え、金? 欲しいの?」
と半笑いで言い、ベンチからズズンと立ち上がったのである。
いまでは見る影もないが、ずっとアホのようにキツいハンドボール部で鍛えていたので当時の俺はかなり屈強で……と、こういうことを書き始めるとコラム1本なんて簡単に埋まってしまうので、このへんで止めておきます。
まあとにかく、テイワットのアチコチでたむろしているヒルチャールたちは、この昭和の田舎ヤンキーのように簡単に絡んでくるわけです。すると当然戦闘になり、多少なりとも傷を負うので、安定した回復手段を得ることは冒険者の責務となるのだ。
前回のまとめになるけど、『原神』の世界で回復に使えるのは、以下のような方法だ。
・“七天神像”まで行って回復する
・ヒーラー系のキャラに回復スキルを使わせる
・キャラをレベルアップする(前回書き忘れた)
・料理を食べる
この中でもっとも手軽なのが、じつは“料理を食べる”だ。そのスムーズな使い方と、料理の入手方法をレクチャーしよう。
買い出しツアーに行こう!
『原神』のフィールドには、そこら中に料理の材料として使える食材がある。それこそ、肉も、野菜も、魚も、果物も。
さらに、至るところに焚火と鍋があるので、そこを利用すれば自ら調理して回復用の料理をゲットすることもできる。
この“みずからクッキング”もなかなかにして奥が深いので、今回は割愛(そんなんばっかだけどw)。もっと手っ取り早く料理をたくさん手に入れる方法を教えるので、まずはそっちから身に付けてほしい!!w
料理を手に入れる方法は……ズバリ、
“店で買う”
これに尽きる!!!www
いま全国の読者から、
「そんなの、当たり前だろ!!www」
と突っ込まれた気がしたが、まあ聞いてくれよ。キチンと日々のルーチンとして“食料買い出しツアー”を行うかどうかで、強敵との戦闘時における回復で多大な差が生まれるので、決してバカにしてはいけないのだ。
食料買い出しツアーは、最初の街である“モンド”の“鹿狩り亭”で、“テイワット風目玉焼き”、“漁師トースト”、“鶏肉と野生キノコの串焼き”(とくにコレを!)を限界数購入し、
余裕があれば下にズラリと並ぶ食材もチョロチョロと買っておきたい。
ちなみに、鹿狩り亭の向かいにある道具屋でも食材を売っているので、そこでも目新しいものがあれば迷わず購入する!
さらに、ストーリーが進んで2番目の街“璃月”(なんて読むんだっけ……)に行けるようになったら、ここの、
“万民堂”と、
“グルメ屋台”でも、毎日買えるだけ料理を手に入れておきたい!!w
「えー……。お金がかかりそう……」
と難色を示す人がいるかもしれないけど、ある程度キャラが育ってきたときにはお金なんて掃いて捨てるほど持っているはずなので、ケチってはいけない! 料理は毎日、販売個数が決まっているので、遠慮せずに片っ端から買っておくのが吉ですよ!
原神ルーチン:その1
モンドと璃月の食べ物屋を巡って、料理を買えるだけ買い漁る!!
ぜひお試しくださいw
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『原神』公式サイト:
https://genshin.mihoyo.com/ja/
※ゲーム画面はPS4ソフト『原神』のものです。
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