とみおか島イチの景勝地へ!
長い歴史を持つルナステラ島において(半年だけど)、開島以来最大のプロジェクトとなる、
“島クリエイターで島をぶっ壊し、イチから作り直す作戦”
を断行するため、その先達であるたっちー先生(この日記の編集担当)の島“とみおか島”を参考までに訪問している。……まあここまでの文章、すべて前回のコピペだけど(カミングアウト)、そのツアーもいよいよ、今回がクライマックスだ!!
たっちー先生が都市計画をすべて行い、デザインもレイアウトも根底から作り替えた“とみおか島”の目抜き通りは↓こんな感じになっていた。
これだけでも、
「うおおおおおお!!! やべえええええ!!!」
と、そのセンスと労力に脱帽して毛が抜けそうになったのだが、たっちー先生に言わせると、
「我が島の最大の見せ場は、ここじゃないで!!!」
ということらしい。
い、いったいこの市街地以外に、とみおか島には何があるんだ……??
「ぜひ、そこに案内してくれ……!!」
意を決して、頼み込む俺。
そしてその直後……俺は『あつ森』をプレイしてきた半年間の歴史において、最大の衝撃を受けることになるのである。
とみおか島の水柱!
「こっちや!!!」
元気に先行するたっちー先生の後を追って、島の北側に歩を進める。
すると……こここ、これはなんじゃ!!!
あれち~~~ん……www
「なんだこのススキが原はwww 荒廃してるやんけwww」
平安京のように理路整然としていた市街地のすぐ裏は、雑草とススキが伸び放題の荒地になっていた。高層ビルが林立する新宿や丸の内も、ちょっと裏通りを歩けば開発が行き届いていない昭和な風景が広がっていたりするけど……なんだか、それを見た気分www
「おい!!! 余計なところは見なくてええんや!!!(怒) この島、まだ開発の途中なんだからな!!!」
たっちー先生から、怒りのメールが飛んできた。そこで「ハイハイ」と返事を返し、先に進んだんだけど……!
そこで、俺の目に飛び込んできたのは……世にも稀に見る、神秘の絶景であった……!!!!
「え……………………!!!」
衝撃といっしょに飛び出た感嘆符以外、言葉が出てこない。
ななな、なんだここは……!!! こ、こんな景色を、『あつ森』で作ることが可能だったのかッッッ!!!!
10秒ほどの金縛りから解放され、やっと出てきたセリフが↓こちら。
「うおおおおおおおお!!!」
“言葉にならない”とは、まさにこういう状況を言うんだと思ったね(苦笑)。
いやしかし、これはホンッッットにたまげた!!!
崖の上から凄まじい勢いで流れ落ちる水のカーテンの迫力はとてつもなく、俺の脳裏では速攻で、
「こ、これぞ……東洋のナイアガラ!!!!」
そんな単語が駆け巡った。この“東洋のナイアガラ”という二つ名、俺の故郷の群馬県にある景勝地“吹割の滝”で使われるんだけど、このとみおか島の水のカーテンはまさに、吹割の滝を思わせるものがあったよ……。
開発者のたっちー先生はこれを、
「“とみおか島の水柱”として、世界遺産への登録を目指そうと思っている」
と表現。またこの橋と緑の使い方もさすがで、“マイデザインの第一人者”の面目躍如という出来栄えだったわ……。
いたく感動した俺は、
短く感想を述べたあと、
「この奥の土地にも、景勝地があるんだろ!? 今度はなんだ!? 山か!? 川か!!?」
そうわめいて、水柱の奥地へと歩を進めた。
そしたら……!!!
がら~~~ん……www
がらがら~~~ん……wwww
……って、何もねえのかよ!!!www
「水柱まで作ったところで力尽きて、いま工事は中断中なんや^^;」
とたっちー先生。大手ゼネコン(?)の力を持ってしても、やはり島の完全レイアウト変更は骨が折れる作業なのだ。なんだか……映画セットの裏側を見たような気分だなwww
このあと、俺たちは、
ふつうに釣りをし、
見学ツアーを終えたのでしたw
さあ、つぎは俺の番だ!!!
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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