【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第187回 博物館、いまどうなってる?(1)


 

ぜんぜん行ってないでしょ!

 
 『あつ森』で生活を始めてから、ちょうど半年(※この原稿を書いているの、9月20日なのでね)。この間、1日も休むことなくログインしては、やれ虫取りだ、やれ魚釣りだ、やれ化石掘りだ、やれ住民への挨拶だ……と、動き続けてきたので、さすがに最近はまったりとした空気が流れ出している気がする。
 
 いや、確実にそうなっている。
 
 今度記事にしようと思っているんだけど、毎日誰かしら島を訪問してくるじゃないですか?
 
 以前だったら、
 
 「あ!! 今日は〇〇ちゃんだ!!! わーいわーい!!」
 
 とわき目もふらずに駆け寄って話し掛けていたんだけど、いまはたいてい、
 
 「ん、また〇〇が来たのけ。あんま島を散らかすなよ。気が向いたら話し掛けてやるけん
 
 ↑こんな感じだからなw そこに漂うのは“慣れ”、“安定”、“波風立たず”、“停滞”という雰囲気で、大きな事件にならない代わりに目が覚めるような衝撃もない……という、良くも悪くも“モロ倦怠期”な空気なのである。
 
 コレが如実に表れているのが……何を隠そう“博物館”だと思う。
 

 
 「ベテラン島民の皆さん、最近、博物館に行っていますか??」
 
 この問いかけから、本日の本題をスタートさせたいと思う。
 

たまには顔を出してね

 
 これまで博物館は間違いなく、文化の面でも経済の面でも島の中心施設だった。
 
 目新しい生き物や化石を手に入れたら速攻でフータのところに持っていき、鑑定を待つ間の恍惚と不安……。
 

 
 ダブったモノはたいがい高く売れるし、フータに引き取ってもらえれば徐々に展示が充実していくしで、プレイヤーと博物館のあいだには強固なwin-winの関係が築かれていたのである。
 

 
 もっとも頻繁に博物館を利用したのは、『あつ森』を始めてからの2ヵ月くらいと、新規の生き物がワッと湧く夏の始まりごろだったろうか。
 

 
 この時期のスクショを改めて眺めてみると、新たな生き物を捕まえたときのものと、フータが鑑定でビビったりドヤ顔をしたりするシーンがほとんどww フィールドと博物館の往復をしているだけで1日が終わってしまった……と言っても過言ではないほど、この施設には世話になっていたわけだ。
 

 
 それなのに……。
 
 ここ3ヵ月ほどの自分の行動を振り返ってみて、じつに極端に、
 
 「俺……変わってしまったな」
 
 と思い当たる要素がふたつある。
 
 ひとつは、エイブルシスターズを利用する頻度が激減したこと。
 

 
 今年の4月くらいを10とするなら、現在は……1にも満たないかもしれない。その理由は、好みの服をひと通り買いそろえられた……ってことと、何より収納しておく家のスペースが限界に達しつつあるので、
 
 「これ以上服を買うと……タンスがパンパンになってとんでもないことになってしまう!!!w
 
 という、うれしい悲鳴に寄るところが大きい(苦笑)。
 
 俺はリアルでも服を捨てられなくて困る人間なので、『あつ森』でも実生活でも一度、断捨離の達人に入ってもらって整理をしてほしいくらいだわw
 
 そしてもうひとつが、問題の博物館だ。
 
 ここもエイブルシスターズと同じく、もっとも盛んだった時期と比べると施設利用率は10分の1以下になってしまったのではなかろうか。
 
 その理由としてもっとも大きいのが、寄贈できる物品が減ったこと。というのも、虫も魚も図鑑コンプリートまであと少し……ってところまで来ているので、フータに鑑定してもらうものがほとんどなくなってしまったのよ。なのでたまに話し掛けても、
 

 
 「なんでもないよーだwww」
 
 と、からかっているのかバカにしているのかわからない選択肢を選ばざるを得ない。さらに、化石に至っては、
 

 
 とっくの昔にすべての作業を終えてしまったので、この件で世話になることは永遠にないというね……。
 
 でも……。
 
 用がないからといって、あれほど仲の良かったご近所さんに顔を出さないってのも切ない話である。こうして思い出したときくらいホイホイと訪問し、充実の極みにあるであろう展示品を眺めるのもオツなのではあるまいか。
 
 というわけで、現在のルナステラ島の博物館がどうなっているのか、見学ツアーに参ろうと思います!
 
 続く!
 
                          大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

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