第79回 「カミムスビ」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今週は極醒進化を遂げたばかりの「カミムスビ」を紹介!!
8月の終わりに複数のモンスターに新たな進化が導入!!
サービス開始から8年以上が経過したいまも、日々の発展が止まらないパズドラ!!
ってことで、そんなモンスターの中から本日は……
和神のフェス限モンスター“カミムスビ”を解説したいと思います!
カミムスビが初めて登場したのは、2017年7月14日。いまからちょうど3年前だ。
前述の通り、ゴッドフェスのときのみ排出される“フェス限モンスター”の一角として登場し、当時としては出色の火力と軽減をまとったリーダースキルの保有者として、多くのプレイヤーから羨望の視線を送られていたのであります。
ただ、HPの増減により攻撃力が変わるリーダースキルのため(進化前ね)使用には若干のクセがあったようだが(筆者は木属性しか使えない呪いがかかっているので未使用)、パーティー編成によっては高難度ダンジョンも余裕でクリアーできたらしく、このころはフレンドリストにたくさんのカミムスビが並んでいたものであった。
カミムスビはいかにも“和”な名称だがその通り、日本神話に登場する神様である。
古事記では神産巣日神、日本書紀では神皇産霊尊、出雲国風土記では神魂命と明記され、生産や生成を司るとされている。その歴史(?)は古く、天地開闢(てんちかいびゃく。日本神話における世界の誕生)のときに天之御中主神(あめのみなかぬし)、高御産巣日神(たかみむすび)のつぎに高天原(たかまがはら)に出現した、造化三神の一柱とされているのだ。
ちなみに、パズドラではめちゃくちゃかわいい女神として描かれている(中村エイトさん作。めちゃくちゃかわいい)。
これは大国主命が死亡したときにカミムスビが遣わした“母の乳汁”で治したことから、“カミムスビ=女神”という説があることによると思われます。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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