ももこ様にお詫びを
連日、リスのモモコがキャンプサイトにやって来た話を書いているが……ここでひとつ、訂正したいことがある。
モモコの名前である。
ずっと、上記のように「モモコ! モモコ!」とカタカナで連呼していたのだが、先ほどスクショをチェックしていたときに衝撃の事実に気付いてしまったのだ。
このピンクのリス……“モモコ”じゃなくて“ももこ”だったぁぁぁあああ!!!!><
ももこさん、たいへん失礼いたしました……。
生まれて初めてファンクラブに入ったアイドルが菊池桃子さんだったこの俺が(マジです)、まさか……ももこという名前で間違えるなんて!!><
ももこ様、どうかお許しを……。罪滅ぼしとして、向こう10回くらいももこ様が主人公の日記を書こうと思います><
誰と交代させるのか?
そんなももこの交代要員として、キャラ被り3人娘がリストアップされたと前回の日記で書いた。
それは、ナッキー、アップル、アセロラという、ももこともカブっているアイドル志望の3名様である。
しかし……。
キャラがカブりながらも島で暮らせていた最大の理由は、どれも俺のお気に入りだからだ。それぞれ、長く時間をともにする隣人としての、確かな資質を持ち合わせているのである。
↓こんな感じで。
・ナッキー:いまや数少ないベテラン住人のひとり。初期メンバーであるヒノコに次ぐ2番目の古参どうぶつで、思い出の多さは他の追随を許さない。
・アップル:小動物が欲しくてたまらなかった4月、彗星のように離島ツアーに現れた救世主ハムスター。『あつ森』の人気どうぶつアンケートでも上位の常連。
・アセロラ:スマホ版『どうぶつの森 ポケットキャンプ』のときからのお気に入り。「いつか『あつ森』でも!」とずっと思っていたドラフト上位のどうぶつ。
そう、彼女たちは横一線なのだ。
「だったら、ももこを断ればいいじゃん」
と思われるかもしれないが、ももこはももこで、
・ももこ:ずっと欲しかったリス系どうぶつのヒロイン的存在。『どうぶつの森』シリーズを通しての人気者で、誰もがうらやむ所有感を有する傑物。
↑このような高評価なので、拒否することはありえないのだよ。
となれば選択肢として、“3人娘以外の住人を出す”というのもあるかと思うが……ちょっと難しいかな。だって他の住民って、
・ヒノコ
・かぶきち
・メープル
・ヴァネッサ
・1ごう
・アポロ
・ペーター
こんな感じにキャラ的にもバランスが取れていると思うので、やっぱり放出するとしたらカブっている3人のうちのどれかになってしまうのだ。
でも……やっぱり決められない。
そうなったら、俺にできることはひとつなのだ。
「……ももこが最初に指名したどうぶつを入れ替え要員にしよう。3人娘以外が選ばれたら、リセットだ」
さよなら! 島のアイドル!
そして……。
その瞬間は、あまりにもあっけなくやってきた。
引っ越しゲームに勝利し、ももこから、
移住の言質を取ったあと、出てきた交代要員の名前は……なんと……!
うわあああああ!!! ナッキーかああああああ!!!><
いや、これがアップルでも、
「うおおおおお!!! アップルかよぉぉぉおおお!!!」
ってなったろうし、アセロラだったらもしかすると、
「えええええ!? あ、アセロラは……ダメぇぇぇええ!!!」
こんなことになってリセットされていたかもしれない(苦笑)。
なのでもう、飲むしかないのだ。
ももこと入れ替わりで引っ越してもらうのは……ナッキーで決定だ……><
ももこが来てくれることは、間違いなくうれしい。しかし、それでは埋められないほどの喪失感を感じていることも、また事実なのである。
決定後、すぐにナッキーにあいさつに行ったよ。
ううううう……><
古参のアーサーやアンチョビ、アデレードが引っ越したときも悲しかったけど、ナッキーはそれに輪をかけてキツいなあああああ!!><
ナッキーがルナステラ島にやってきたのは、『あつ森』を始めて間もない3月27日だった。
それから5ヵ月--。
イースターも海開きも、花火もいっしょに楽しんだっけ……。
「やっぱり、ナッキーを選んだのは間違いだったかな……><」
本気で涙ぐみながらナッキーと話していると、最後にこんなことを言われました。
……こちらこそ、仲良くしてくれてサンキューな。メソメソしてたら……笑われちゃうよな!!
「ナッキー、元気でな!! いつかまた機会があったら、どこかの島で会おうね!!!><」
翌日、ナッキーの家はさっそく更地にされ、建築予定地となっていた。
思い出は尽きないけど……新たにやってくるももことともに、島の歴史を紡いでいこう!! それが、残るものの務めだしな!!!
続く!
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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