泳げるようになりました!
前回の続きである“カブが、上がらなかった話(2)”を書く前に……皆さん!! 待ちに待っていた、夏のアップデートが入りましたな!! これにより、なんとなんと……!!
海で泳いだり、海産物を獲ることができるようになりましたーーー!!!(大歓喜)
『あつ森』が発売されてから4ヵ月近くが経つけど、その間に実施されたアップデートの中で間違いなく最大級のモノだなコレ。
いや~~~楽しいよ漁!!w 昨日から『あつ森』で過ごす時間のほとんどが海中になったわw 服も、毎日着替えてコーディネートを楽しんでいたのに、もう24時間以上もマリンスーツ(海に入るために必要な服ね)のまんまというね……。しかもウチの島、ことのさんが来ていて、
「ファッションチェックをさせてくださ~い♪」
って言っていたのに、パーフェクト無視してマリンスーツのまま海と博物館を往復していたよ(苦笑)。スクショすら撮っていなくて、上のことのさんは以前きたときのものだし^^;
そんな海のお話は、後日じっくり書こうと思います!
手は尽くしたものの
さて。
100万ベルをカブに投資し、キャピタルゲインの大儲けを狙うも……なんと、1回たりともカブ価は上昇せず、最終的には41ベルの底を打って、ショックのあまりすべてのカブを腐らせた……という話を前回書いた。
……あ、腐らせたことまで書いてなかったな。
じつはあのあと、
「……そうだ!! ファミ通Appの盟友である中目黒目黒の子どもたちが、『あつ森』をやっているんだった!! 目黒家のカブ価が100ベル以上だったら、そこで売らせてもらえばいいや!!」
と思い立ってすぐに目黒に連絡。すると、
「いま、長男がNintendo Switchを持って遊びに行っちゃってるので、帰るまで待ってください!!w」
とのこと。そこで、
「うんうん! 待つ待つ!! タヌキ商店が閉まる前だったら何時でもいいよ!!」
と告げて、小学生の長男が帰るのをじっと待ち続けたのであった。
そして……。
「大塚さん、帰ってきましたよ~! すぐにカブ価を調べさせます!!」
キタキター!!w 頼むぞ目黒ジュニア!! 小さいころ、よく遊んであげた恩をいま返してくれ!!
すると間もなく、目黒からこんな返事が……。
「長男からメッセージです。“39ベルwww いつでもどーぞwww”だそうでwww」
仇きたぁぁぁあああ!!!www 行くわけねーだろ!!!www
これにショックを受けて底値でも売るのを忘れ、100万ベル分のカブをすべて腐らせたのでした……w
2週連続の悲劇
しかもこの話……恐ろしいことに、1週間では終わらなかった。
翌日曜日。
「くっそ!!! 前回はヒデェ目に遭わされたぜ!!! このあいだの安田記念かよ!!!」
なんて毒づきながらウリに接近。またもや懲りずに、大量のカブを購入したのである。
この行動の裏には、ある経験則に基づく完璧な打算があった。俺は「けけけけけ」と笑いながらつぶやく。
「先週1週間、我が島のカブ価は1ベルたりともあがらなかった。こういう、極端に底を打った翌週は……大きくハネ上がる傾向にあるのだ! そう、現実世界の金融市場のように。株なんてやったことないけど」
あとは……果報を寝て待つだけだ。
「今週こそ、最低200ベル……いや、もしかしたら500ベルオーバーもあるかもしれんぞ!!! がはははは!! 先週の失敗は、圧倒的成功で取り戻せばええんや!!」
そう豪語し、椅子にふんぞり返ってから……1週間((((;゚Д゚)))
見る影もなくゲッソリした48歳のおっさんは、ストレスで頭髪が抜け落ちた脳天を寂しくさすりながら、その週の株価推移が書かれた紙を血走った目で眺めていた。
必勝を期して臨んだ7日間--。ルナステラ島のカブ価は、↓こんな動きをしたのである……。
【買値 98ベル】
・月曜 午前88 午後85
・火曜 午前79 午後75
・水曜 午前72 午後69
・木曜 午前65 午後61
・金曜 午前56 午後52
・土曜 午前48 午後43
((((;゚Д゚)))は、はぅぅぅぉぉ……
あまりにも想定外の、2週連続ストップ安……。これで14日間、ルナステラ島のカブ価は下がり続けている……。
またもやゴミクズと化した大量のくさったカブを眺めながら、夢破れた男はささやいた……。
「バブルの時代は、儚き夢か幻か……」
……ウチのカブ、どうなっとんじゃ!!!(激怒) 倒産しちまうよぉぉぉおおお!!!><
続く……。
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌のバックナンバーは次のページへ!!