By まつがん
~前回までのあらすじ~
ところでこの動きは何?ってデッドマンに聞いたら「全肯定」って言ってました。
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ハイランダー構築を遊んでみて、学んだことが一つある。
それは、マイナーカードについての知識こそがデッキ構築の糧になるということだ。
機能面での下位互換として、あるいは狭すぎる用途でしか活躍しないカードとしてストレージの片隅に追いやられていたカードにも、唯一無二の役割がある。
そして同じことが、ハイランダーに限らず通常の殿堂構築や2ブロック構築についても言える。
4×10というスロットは、確かに窮屈かもしれない。時にはその枠を超えたポテンシャルを見せてしまうカードもあるだろう。
だが、一つだけ言えることがある。
どんなカードにも活躍の可能性はある。
その大原則に立ってカードを見ることが、革新的なデッキを生み出すための第一歩となるのだ。
それでは紹介しよう。こちらが6月27日(土) に発売予定の十王篇第2弾「爆皇×爆誕 ダイナボルト!!!」に収録される新カード、《「忍」の鬼 ジライヤ齋》だ!
4マナのクリーチャーが8マナのクリーチャーと入れ替わる……だと……?
《インフェルノ・サイン》や《ルソー・モンテス/法と契約の秤》《煉獄と魔弾の印》など、クリーチャーを墓地から踏み倒すカードは5コスト以上で、しかも5コストだと7マナ以下のクリーチャーまでしか踏み倒せない (6コストなら《襲来、鬼札王国!》《戒王の封》など8マナまで踏み倒せる) というのがこれまでのパワーラインだった。それ以上となると、《インフェルノ・ゲート》のようにプレミアム殿堂クラスとなってしまう。
だがこの《「忍」の鬼 ジライヤ齋》は、ついに登場した4コストで8マナクリーチャーを墓地から踏み倒せるカードなのだ。
鬼タイム発動時限定で、しかも攻撃時に入れ替わるので攻撃時能力が発動しない点がネックだが、それでも可能性に満ちたカードであることは間違いない。
それでは、次回は早速このカードを使ってデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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