けっきょく……w
連日にわたり、広大な空き地に設えた意欲的な施設、“植物品種改良区”について書いてきた。
【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第70回 植物品種改良区、爆誕 | |
【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第71回 植物品種改良区の現在 |
花の交配は……『どうぶつの森』プレイヤーの永遠の課題!
レア色の花を量産するため、この品種改良区をフル稼働させるのだッ!!!
という気合のもと、美しく柵で区切った研究施設(大袈裟だが)の運営に乗り出したのでありました。
死後の世界、再び
そして前回の記事でお知らせした通り、品種改良区の主目的である花の交配は、非常に頻繁に行われるようになった。レア色の代表とも言える黒い花やピンクの花も、おもしろいようにポンポンポン……と。
柵でキチンと区切っている限り、以前のような死後の世界(無秩序に花が氾濫して咲き乱れている状態)になることはありえない。そして、品種改良区にレア色が生まれるたびに別の場所に植え替えていれば、再びそこに珍しい花が咲く……。
この、エコなサイクルッ!!
理想的な、花農家の立ち回りッ!!
「わーいわーい^^ がんばって品種改良区を作ってよかったなぁ~^^」
俺は、土仕事で日焼けした肌をキラキラさせながら、
「明日も、秩序ある花栽培に精を出すぞ^^」
そうつぶやいて、眠りについたのである。
そして……。
「レア色の花はとりあえず柵の外に並べておいて、レアどうしで交配が進むか観察しよう^^」
ということで、品種改良区の横にちょろちょろと、できた花を並べ始めた。
当初は↑こんな感じで、紫やピンクのレア色がつつましく並んでいた。でも、前述の通り品種改良区の環境が良すぎるためか、毎日のようにポンポコポンと新たな花が生まれてしまうのである。
これがうれしくて、
「いやあ、元気な花壇だなwww 植え替えしないと^^;」
ってんで、せっせと移植をくり返していたら、結果……((((;゚Д゚)))
!!!?!?!www ししし、死後の世界が復活してるぅぅううううう!!!!www
って、柵で区切った意味、まったくないやんけーーー!!!www
まあ、いくら理路整然と並べたところで、空いたスペースがあれば子孫を増やしたいと思うのが花というもの……。柵がなけりゃ、繁殖爆発するのが当たり前なんだよな……w
柵の呪縛を越えて
そして、ただ柵がありゃいいってもんでもなかった。
じつは柵って、背が低く見えるけど、またいで乗り越えることができない。つまり、かっちりと囲んでしまうといたずらに“通行止め区間”が増えることになり、往来がめちゃくちゃ不自由になってしまうのだ。
品種改良区を作った直後は、「それも仕方ないかな……」と考えるようにしていた。でも、通行止めが多いのは厳然たる事実なので、この場所に行くたびに、
「あ、ここ行き止まりだ……。……って、こっちも通れないやんけ!! ああ、もう!! なんて行き来がしづらいゾーンなんだよここ!!!(怒)」
とイライラしまくり。その結果、
「……柵の真ん中は通路にして、自由に通行できるようにしちゃおうかなw」
ってんで、柵を歯抜け状態にしてしまったのである。
↓こんな感じで。
実際、この処置により通行止めがなくなり、往来の自由度は圧倒的に上がった。
「これなら、住民たちから苦情が来ることもなかろう^^ スムーズな移動バンザイ^^」
自分の判断を、自画自賛していたんだけど……。気が付けば……w
うっは!!!! 柵の外に花がハミ出して咲き始めた!!!www
繁殖したくてたまらない花たち、
「うひょwww 邪魔な柵が歯抜けになったぞwww ここから外に、子孫をバラ撒いてやるwww バラだけにwww」
ということか、外に外にと枝葉を伸ばして、品種改良区が死後の世界一歩手前に!!!www
レア色の花を作りたい……という目的は果たせているが、ケタ外れの繁殖力を見せる花たちの制御は、いまだうまくいっていない。
植物との戦い(?)は続く……w
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌バックナンバー | |