神の視点
俺は4月22日に『あつ森』世界の中締めである“とたけけライブ”を実施した。
【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第57回 とたけけライブと最大の失敗 |
ここが『あつ森』におけるひとつの区切りで、以降はほぼすべての機能が解放されて“自由に”島開発ができるようになる。
その開発の最大の武器となるのが“島クリエイター”だ。
崖を崩したり盛ったり、川を広げたり埋めたり……といった作業が可能となるこの機能は、とたけけライブ実行後にたぬきちがプレゼントしてくれる。
これで、多少の制限はあるもののどこにでも池を作ったり、高台を造成したり、道を整備したりできるようになる。
いわば……“創造主”の視点で『あつ森』ができるようになるってわけ!! つまり、日本神話のイザナミ・イザナギ! ギリシア神話のガイア!! 北欧神話のオーディン!! エジプト神話のラーの目線で天地創造がぁぁあああ!!
「うっせ!!! こっちはまだ島クリエイターできねえんだ!!! 黙ってやってろや!!!(怒)」
と、ハイクオリティーマイデザインで知られる同僚のたっちー先生にド突かれたので、静かに話を進めたいと思います(苦笑)。
死後の世界
この島クリエイターが手に入ったことにより、俺の島開発へのモチベーションがガラリと変わった。
それまでは、
「やっぱり“手付かずの自然”は最強のパワーワードだよな^^ 俺もなるべく、植物は生えるに任せて、大自然の息吹を堪能したいと思うよ^^」
ってんで、よく言えば自然大好きなナチュラリスト、でもその正体はズボラで面倒臭がりなゴミ屋敷予備軍……って感じだったんだけど、“抜本的に島のレイアウトをいじることができる”という触れ込みの島クリエイターを得たことにより、
「一念発起して……気になっていたところを、すべて改修しちゃおうかな!!!」
そんな気になったのである。
ちなみに、このときの俺が密かに、
(ここ……やべぇよな)
と感じていたのは↓この部分である。
一面のアネモネの花と鈴なりのフルーツが、見るものによっては“死後の世界”を連想させるという曰くつきの場所……マイホームの真横のスペースだぁぁあああ!!!www
最初は軽い気持ちで植えていたアネモネだったけど、毎日せっせと水をあげていた影響で爆発的に繁殖し、気が付けば、
文字通り足の踏み場もないほどの状態に……w
これ、何がムカつくかって、アネモネゾーンの上空で風船を割ってしまったが最後、プレゼントは花畑に落下してそのまま消えてしまうこと……((((;゚Д゚))) な、なんだよここ……。入り込んだ航空機や船が消えるバミューダトライアングルじゃねえか((((;゚Д゚)))
土地改良、スタート!
こいつは1日も早く、工事に着手したほうがいい。じゃないと、勢いを増したアネモネの大群は空いてる土地をすべて食いつくし、気が付いたときには家の中まで占領されている可能性が……。
その日から、俺とアネモネの戦いが始まった。
まずは、
「とりあえず全貌を把握するために、アネモネゾーンに植わっている木を全部引っこ抜いてしまおう!!」
ということで、桃やナシの木を根こそぎ除去することにした。
やり方は、フルーツを食ってスーパーサイヤ人……じゃなかった、スーパーフルーツ人になって、スコップで丸ごと抜くだけ。
スコップで掘り起こして……!
ポケットに収める!!
抜いたフルーツの木は、新たに“果物園”を作ろうと思っていた場所にとりあえずのお引越し。
ここのレイアウトは、あとで考えよう。
この作業を小一時間ほどくり返した結果、この一帯の全容が見えてきたのである。
↓ホラ^^;
……これほど“無秩序”という単語が似合う風景、なかなかないと思うわ^^; どんだけアネモネに自由にさせてんねん!!!w
はたしてキチンと、土地改良はできるのでしょうか……?
続く。
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌バックナンバー | |