またまたベアード話!
出現以来、その威圧に満ちた巨体でルナステラ島の住民を震え上がらせ、
「どうかお引き取りくだせえ!!><」
「貧乏な島ですだ!!>< 何も目ぼしいものはありませんで!!><」
そんな拒絶の態度をいっさい無視して居ついてしまった水色の黒船“ベアード”のことを何度か記事にしてきた。
しかし。
色がどぎついとかモミアゲがスゲぇとか、しゃべりかたがムカつくとか上着から腹毛がハミ出てて破廉恥とかとか、文句はいろいろあるものの(ありすぎだろ)、気が付けば……ベアードは完全に、ルナステラ島に溶け込んでいた。
以前、この日記でも書いたが島民代表(俺だけど)とのわだかまりも解け、
【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第45回 ベアード、島に馴染み出す |
他の住民たちにも胸襟を開いて、すっかり仲良く話すようになっていたのである。
とくに、俺のお気に入りであるヒノコとは気が合うらしく、しょっちゅう井戸端会議を開いてはバカ笑いしていることもしばしばで。
俺もその会話に混ぜてもらい、
「バッカだなぁ、ベアードwww そんなだからモテないんだよwww」
なんて、仲のいい部下や同僚に接するのと同じ距離感で談笑するようになっていたのである。
どうぶつを編集に例えると?
これにより、当時のルナステラ島の“住民ヒエラルキー(階級)”は、以下のようになっていたと思う。
おもしろいので、サラリーマンの中でもちょっと特殊な出版系の役職を当てはめてみるw
●局長:ヒノコ、アーサー
最古参のふたりが、やっぱりこの島の中心的存在。島民代表の俺も、ついついヒノコとアーサーには頼りがちだ。となれば、どんな仕事をしているのかよくわからないながらも、編集系の最高役職である“局長”こそ、ヒノコとアーサーにはふさわしい。
●編集長:ベアード、キッズ
見た目の威厳と圧倒的な年上感を持つベアードと、ママさんながらがんばっているキッズ(カンガルー)を編集長に抜擢したい。編集長は、「原稿がメチャクチャ書ける!」とか「取材の腕がピカイチ!」なんていう特定のスキルが優れているだけでは決して就くことはできないポジション。にじみ出る包容力と統率力、ときに非情にもなれる強固な信念がなければ続けることができないのだ(と、元編集長なので吹いておく)。その点、経験と冷静さを持つベアードとキッズだったら問題なかろう。
●デスク:ナッキー
中堅住民の中でもっとも我が強く、主張も激しいナッキーが、現場(他の住人)のまとめ役であるデスクになるかなと。じつはデスクの上には“副編集長”というポジションもあるのだが、副編はあらゆる業務のパイプ役なので編集長以上の冷静さが求められる。ナッキーは現場仕事はできそうだが精神面が幼いので、まだしばらくはデスクで修業してもらうことになると思う。
役職が付くのは、この5名か。もうひとつ書くとすれば↓コレかなw
●女性記者:アップル、メープル
元気でフットワークの軽いアップルと、おっとりしながらもときに鋭いツッコミを入れてくるメープルが“2大エース記者”になろうか。現場たたき上げの根性をもって、ナッキーが座るデスクのポジションを虎視眈々と狙っている。
……こういうの、書き始めると楽しいなあ!!www ぜひ、全住人を当てはめて書きたいんだけど、永遠に終わらなくなるのでこのへんでやめておきます^^;
思い掛けない出来事
重要な編集長クラスのポジションを与えられ、いよいよルナステラ島に骨を埋める覚悟で生きていくか……と思われたベアードだったのだが……ある日、思いもよらなかった“事件”が起こる。
それは……次回の更新で!
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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