シリーズの歴史を紐解きます
空前のヒットとなっているNintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』ですが、そもそもこのシリーズは2001年4月14日に発売されたニンテンドー64用ソフト『どうぶつの森』に端を発します。じつは、非常に歴史の長い作品なわけですね。
そこでここでは、過去に発売された『どうぶつの森』シリーズの作品を1タイトルずつ紐解き、この稀代のスローライフゲームがどのように進化してきたのかを浮き彫りにしたいと思います!
2作目は8ヵ月後!? 『どうぶつの森+』
2001年4月14日に、記念すべきシリーズ1作目となるニンテンドー64用ソフト『どうぶつの森』が発売された……と前回の記事で書きました。
『どうぶつの森』の歴史を振り返る#1 『どうぶつの森』 |
それから……わずか8ヵ月後となる2001年12月14日に、『どうぶつの森』は早くも2作目がリリースされます。そのタイトルは、
『どうぶつの森+』(どうぶつのもりぷらす)
対応プラットフォームは、2001年9月14日に発売されたばかりのニンテンドーゲームキューブ。新ハードの格好の起爆剤として、この年の年末商戦に2作目が投入された形となります。
タイトル通り、前作にさまざまな要素が“プラス”されていて、ファンを大喜びさせました。たとえば、虫、魚、化石、絵画(懐かしい)を寄贈できる“博物館”がこの作品から導入され、さらにオリジナルの服などを作ることができる“仕立て屋”も登場。『あつ森』でも大活躍しているフータやエイブルシスターズは、『どうぶつの森+』からやってきたわけです。そしてもちろん、家具、虫、魚、さらには住民のどうぶつも増加し、より賑やな村生活を堪能することができました。
また、『どうぶつの森+』の特徴として忘れられないのが、ゲームボーイアドバンスと接続することで、いろいろな機能が追加されたこと。これはゲームキューブというハードの特性でもあったのですが、専用ケーブルでゲームボーイアドバンスとつなぐことで、ゲーム機どうしの“連動”を実現していたのです。
『どうぶつの森+』もこの機能を使うと、村の海岸沖に島が現れて行き来することができ、その島ではゲームボーイアドバンスをコントローラーにして操作することが可能でした。現在の『あつ森』の通信プレイを髣髴とさせる遊びが、このころから導入されていたわけです。
ちなみにこの『どうぶつの森+』から海外での展開が始まり、『どうぶつの森』の愛好者が世界中に広まっていくのです。
1作目が発売されてから8ヵ月しか経っていなかったですし、ハードも新たにゲームキューブになったので、
「これは買わずに、1作目で遊んでいればいいかな……」
なんてちょっとだけ思ったんですけど、気が付けば……ハードといっしょに『どうぶつの森+』を購入していました^^; 背中を押された最大の理由は、
“ゲームボーイアドバンスと繋げることができる”
という、ゲームキューブの思想を体現したと言ってもいい遊び方にあって、「ゲーム記者として、絶対に体験しなければならない!!」なんてカッコつけたことを言ってショップに突入したのでした。
……ま、遊んでみたかっただけなんですけどね!w
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