新型コロナウィルスの騒動で、いろいろなものが品不足になってしまっている。マスクはまあ、仕方ないにしても……トイレットペーパーはやめてくれ!!!
製造メーカーにも倉庫にも山積みになっているってのに、一部のデマのせいで人が殺到して、店頭にひとつもないやんけ!!! お、俺の尻が!!
いくらコロコロとは言え……うんこ拭けないのはカンベンしてくださーーーーい!!!
3日前にトイレットペーパーを切らし、尻を拭きたくても拭けなくなってしまったので、慌てて調べました。
世界の人々って……全員が全員、トイレットペーパーで尻を拭いているの??
ってことを。そこで得た情報を参考に尻を処理し、トイレから脱出してやるんだ!!
そもそも、トイレットペーパーはいつ生まれたのか?
これは諸説あるが、量産化が始まったのは1850年代のアメリカらしい。それまで、古新聞やトウモロコシの芯(!)で尻を拭いていたところから、水洗トイレが普及するに従ってトイレットペーパーへの需要が移っていったようだ。
その後、現在においては世界各国でトイレットペーパーは使われているが、お国によっては紙ではなく、まったく別のモノで尻の処理をしているらしい。そしてここに、トイレットペーパーの供給不足に苦慮する日本を救うヒントがあるに違いない!!
では、“世界で使われる尻拭き道具”を、具体例とともに見ていってみよう。
植物の葉や茎を使う
昔の日本やアジア諸国では、植物の葉や茎を使ってうんこを拭いていたという。そしていまでも、一部の国や地域では現役で使われているようだ。
……いや考えてみると、アウトドアのレジャーやキャンプに出掛けたとき、近くにトイレらしきものがなくてどうしても野グ……いや、そのへんで用を足さなきゃいけなくなったとき、もしも手持ちのペーパーがなかったら。そのときはいまでも、拭き心地のよさそうな葉っぱを見つけてきて処理する気がする。でもこのとき、どんなに切羽詰まっていても、葉に毒があるスイセンやウルシ、棘だらけのイラクサなんかで尻を拭かないように!!
砂を使う
砂漠が多く、乾燥している中東などでは、サラサラの砂を使って尻の処理をすることがあるらしい。
最近は日本でも、トイレに流せる猫砂(猫のトイレ用の砂)がふつうに売っているので、トイレットペーパーが無くなったときの最終手段としてはアリなのかもしれない。
木片、竹べらを使う
現在はほとんどないだろうが、かつての日本やアジアの一部地域では、ふつうに木片や竹べらで尻の後始末をしていたようだ。とくに日本の場合、大正時代くらいまでは葉っぱや藁とともに“籌木”(ちゅうぎ)という木のへら(ドストレートに“糞べら”とも呼ばれていた)が使われていたんだって。
でも、木片や竹なんてどう考えてもカチコチで、そいつで尻を拭くなんて……((((;゚Д゚)))
若いころから痔で悩む筆者としては、木片で拭くくらいならうんこを付けたままでいいやと思う。
水を使う
日本でも、ウォシュレットを装備したハイテクトイレがふつうに使われるようになったが、ここで言う“水”はウォシュレットではなく、蛇口から伸びたホースより水を出し、“尻を洗う”という方法だ。これもアジアの国や地域で、わりとメジャーに使われている方法らしい。
うんこをしたあとに水で洗うとか、ウォシュレット……というよりシャワーを浴びているようなものなので、清潔感という点では最強かもしれない。でも、そのホースがあるところまでどうやって接近すればいいんだろう? 尻を出したまま、ワニワニとカニのような格好で横歩きしなきゃいけないのか? それはそれで、なかなかハードルが高い。
雪を使う
雪深い地方では、比較的ふつうに使われてきた方法らしい。これは水で洗っているようなものなので、清潔度はかなり高いだろう。
でも、どう考えても尻に雪がくっついた瞬間、毎回毎回、
「ぽぅ!!!」
とか言って飛び上がることになりそうなので、心臓にはあまりよくないかもしれない。
指を使う
指を使う……とする国や地域は、アジアにかなり多い。このとき、使うのは必ず左手で、処理が終わったあとにキレイに手を洗って「ミッションコンプリート」となるようだ。これにより左手は“不浄の手”とされているため、手を使って食事をするときは右手のみを使うことになる。
最終手段はやはり、ゴッドフィンガーしかないッ!! いやでも、これ右手だな。ダメじゃん。
というわけで、世界の尻拭き事情を調べてみた。これを読めば、万が一トイレットペーパーがなくなってもなんとかなると思え…………ないので、早く品不足解消してくれ!!!
存分に尻が拭きてえよぉ!!!